#Perl入学式 のチャットルームを作りました

TL;DR

Perl入学式のLingr(チャット)ルーム作ったので、受講生さん、卒業生さん、もちろんサポーターさん、そしてその他ご興味のある方はぜひどうぞ。
Perl入学式_歓談所 – Lingr

ご紹介

今年3月の修了式のLTでもちらっと触れたのですが、

以前から受講生どうしが気軽になにか情報交換、というか考えたことや体験したことを共有できる場所がほしいなとは思っていて。

こういうとき、普段の自分だとあまり後先考えずにとりあえず場所を作ってしまって、問題があればやめるなり問題のない側に倒したり、というふうに進めていくのだけど、なにしろプログラミング関連、未知の空気満載の世界なので、自分ならこうする!というだけの姿勢で押すのもどうなのか、とりあえず普段そこにいる人たちがどう考えたり感じたりするかという空気重視で、具体的には主催されている方々がどう受けとめるかなどの様子をしばらく見計らっていたのだけど、そろそろ動いてもいいかな〜という気にふとなって、若干自分のペースに寄せて作ってみました。

Perl入学式_歓談所 – Lingr

過去ログはここから見られます。
http://lingr.com/room/perlentrance_chats/archives

Facebookのアカウントからでも使えるのでお手軽ですが、ぼくは以前それでやってたら結構しょっちゅうログインし直しの刑に処せられてしまい、メンドウだな・・と思ってLingrアカウント作り直したらその後はその症状なくなったので、余裕のある人やそういう症状に悩まされてる人は独自アカウント作ってしまってもよいかもしれません。

目的1: 学びを繋留する

上にも書いたようにこういう場所の構想というか希望じたいは前からあって、そのLTよりさらに前、去年の通ってるときから普通に思ってもいたのだけど、結局その講座でいろいろ体験して、「いや〜、疲れた!面白かった!また来る!」とか盛り上がっても、そして帰宅後にその流れでわーっと復習したりしても、その学びや勢いを高いポイントのまま繋ぎ留めておくための何かがないとちょっとつらいというか、一気にインプットしたものを適度に外に出しながら整理する機会というのがあったほうがぜったい効率的だよな〜、とは思っていたのだけどちょうど適したそういう場所というのはなくて。

言い換えると、せっかく学んでもそのまま放っておくと無残に忘れていってしまって、次にイザやろうってなった時にそこに戻るまでの時間がどうしても必要になってしまってそれが非効率なので、そんなふうにいろいろ薄れてしまう前にアイドリング状態で溜めておける機会があると、今度はそこからさらにスタートできて、より高みに行ける感じがするというか。

で、もちろんそのような場として、Twitterで随時質問、とかはできるのだけど、あとサポーターさんたちがわいわいやっているYanchaという場所などもあるのだけど、それらは基本ストリームの流れっぱなしの媒体でなかなか知見を効率的に集約するにはつらいというか、もうちょっとPerl入学式に特化した、気軽に利用できるそういう場所があったらいいなと。

このLingrもまたストリーム系のチャットツールで、かつとくに多機能とかではないので流れっぱであることには変わりないのだけど、まったくナイよりは何か次に繋がるきっかけにはなるかなと思っていて。

僕の場合はその、盛り上がった何かがそのままスーッと徐々に下がっていくのがもったいなくて、その対策のひとつのように結構一生懸命ブログ書いてた、みたいなところもあって、それはそれで良い面はたくさんあったし、今後もプログラミング関連のブログは普通に(可能な範囲で)書いていくとは思うのだけど、そういうのをよりポータル的にというか、他の受講生さんやサポーターさんがブログやTwitterに書かれたことなども含める感じで、それをまたさらに後から参加してくる人たちも参照して役立てることができる資料みたいにしていけたら豊かな世界になるだろうなあ、とは思っていて、その試みの途上としての何かというか。

なぜLingr

そうした各位による気軽なやり取りをできる場所としては、FacebookグループでもよければサイボウズLiveでもいいし、idobataでもHipChatでもSkypeでも、何ならGitHubでも良かったんだけど、個人的には「簡単に参加できる(スタートまでのハードルが低い)」「使いやすい」の2点でLingrに。

Skypeは非同期性が弱いというかリアルタイムに超向いてるので逆に言うと気がラクじゃないし、Facebookもちょっと関係が近くなりすぎるというか、もっとプライベート的には離れた状態で、よりプログラミングまわりのことを中心課題としながらテキトウに関われたらきっとそのほうが楽しいだろうと思ったし、あとは本当はidobataも有力候補で、どちらにするかギリギリまで迷ったんだけど、結局idobataとLingrの一番の違い、個人的にはオープン/クローズの度合いで。

Lingrの方は自分が発言したりリアルタイムで様子を見るにはアカウント取って参加しなきゃいけないんだけど(たぶん)、アーカイブはアカウントなくても見れたり、Googleにもたぶん拾われたりするんだけど、idobataの方はもうちょっとクローズドというか、招待された「会員」みたいにならないとそのグループに入れない、みたいなところがあって、内容によってはそのほうがフィットすると思うんだけど、今回の場合はもう少しINもOUTも簡単に、風通しよくなってたほうがいいなと思って。

受講生的には外の情報をどんどん取り入れていく必要があるし、これからPerl入学式に参加しようかな〜、みたいな人も中の様子がどうなっているのか、外から覗きやすくなってるほうがいいだろうし、みたいな。
で、そういうオープン性という点をメインに総合的に判断してLingrかなと。

ついでに言うとLingrって通知が若干大ざっぱだったりして多少不満もなくはないんだけど、発言は削除できるしfavも付けられるし(他の人がそのfav状況を見れるのかは不明)、@も使えるようだしDM機能もあった気がするし、何より動作は軽快、iOSアプリもナイス、ということでそうやって挙げていくといいところばっかりですね。

# WindowsAndroidユーザーの方はどうなのか、わかりませんが。
# ちなみにMacの通知アプリ&iOSアプリはこちらから。
http://radar.lingr.com/

目的2: 発信までのハードルを低くする

場所を作った目的について、盛り上がった何かを繋留する場所として、みたいなことを上では書きましたが、それ以外にも受講生の人や、これからPerl入学式ためしてみようかなー、という人などが発信しやすい場所になればいいなあ、というのも思っています。

前回のPerl入学式補講にサポーターとして参加させてもらったとき、(どこかに書いたかもしれないけど)静かな衝撃だったのは、本当〜にちょっとした疑問点とかを、サポーターにではなく生徒さん同士で相談してるんですよね。

で、それはそれで自律的でナイス、とも言えるんだけど、一方では単に「今さらこの程度のこと、恥ずかしくて聞けない・・」というモチベーションによるその現象でもあるようには思えて。
だとしたら、それってでも、生徒さん同士で相談するよりも多少なり経験の多いサポーターさんに聞いたほうが明らかに効率的というか。その時間は節約して、別のもっと大事なことに使おうよ!みたいなところもあって。

もちろん、「なんでもすぐ聞くべき」という意味ではなくて、ぼく自身のことを言えば「悩んだりぶつかったり、わからない時間を長く過ごしたあとに疑問が解けたときの喜び」みたいのが好きなので、「せっかく好きで悩んでるのに勝手に答え教えないで・・!」みたいなことを思ったりもするので、本当に悩みたかったらそれは良いことかもしれないけど、でもそうではなくて「聞きづらいから」という理由だったらちょっともったいないかなと。おもに時間が。

ということなので、そういう部分を多少なり解消するための、「一人で考えたいわけじゃないんだけど相談できる相手もいないので・・」みたいなときになんか投げれる場所、みたいになったらいいのかな、とかも少し思っています。

展望(ひとまずの)

Perl入学式のすごいところは、初心者の疑問に喜んで答えてくれるところだと思ってて、よく「プログラミングに興味あるんですけどどの言語から始めたらよいでしょうか?」的な質問がありますが、それはどの言語っていうより単純に「近くにいるすぐ教えてくれる人が使ってる言語」と言えると思っていて、だからもしすぐ近くにそういう人がいないならPerl入学式をそれにすればよく、そのまた補助的なツールであり場所であり、みたいな感じでこういう場所が機能したらとりあえず良いのでは、と思っています。