オリジナルではないCMソングの功罪

子供の頃によく見ていたタバコのCMのせいでラヴィン・スプーンフルの魔法を信じるかいはタバコの印象とみっちり結びついてしまったけど、今のTVを見ている子供は大人になってスマイルを聞いたとき、阿部サダヲ小泉今日子のビールのCMを思い浮かべるだろうか。

タイマーズのデイドリーム・ビリーバーを初めて聴いたのはカップラーメンのCMでそれは今思い返してもけっこう好きな調和を醸していたけど、セブンイレブンのCMでのあり方はなんだか嫌な感じがする。

くるりの春風っていう曲をガソリンスタンドのCMで初めて聴いていい曲だなと思ったし、その映像が綺麗だったから今春風だけを聴いてもそのCMに何かを邪魔されたとは思わないけど、それは幸運な例だろう。