最近買った技術書: CとC++
長らく続いたプロジェクトがひと段落し、先週末にようやく髪を切りに行った。
前回行ったのはまだ暑い7月か8月で、さすがにどうかという状況だったが、幸いというか何というか、とくに人と会う仕事でもなかったのでずっと放っておいたのだった。
その帰り、いつも髪を切った後に寄る三省堂で気晴らしの雑誌類と一緒に買ったのが以下の2冊。
- 作者: 柴田望洋
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/09/06
- メディア: Kindle版
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スラスラわかるC++ (Beginner’s Best Guide to Programmin)
- 作者: 矢沢久雄
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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前者はC言語の入門書等で有名な柴田望洋さんのけっこう最近出た本の模様。
(と言いながら奥付を見てみたら今年の8月だった。超最近)
この日はとくにC言語の本をほしいと思っていたわけではなかったのだけど、ちょうどここ数ヶ月、時間のあるときは以下を読んでいて、
秘伝C言語問答 ポインタ編 (柴田望洋プログラミングシリーズ)
- 作者: 柴田望洋
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2001/11
- メディア: 単行本
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なかなか集中できないものの、内容は面白い、わかりやすいなあ、と思っていたので、それのアップデート版的なものとして、説明や理解を補完するものとして買ってみた。
後者のC++本は、以前に読んだ以下の記事で名前が出ていたもので、
こちらの著者の矢沢久雄さんも本当に読者のことを想像したわかりやすい文章を書く人で、その人の書く入門書なら読んでみたい、という感じで買ってみた。
これまたべつにC++に特段の興味があったわけではないのだけど、上記の望洋さんの本でもけっこうCとの比較でC++が出てきたりするので、何となくいい機会かと思ったのと、あと単純に今後何かプログラミングをするような場合に、現実的にCよりもC++に触れる機会の方が多いのではないか、だったら少しでも知っておいた方がいいのではないか、みたいに思ったというのもある。
ちなみに、じつは同書については以前電子版でサンプルを読んだことがあったのだけど、リフローではない固定型だったり、サンプル部分が短く感じられたりして内容以前にフォーマットの問題として読みづらいな・・と諦めたことがあったので、今回紙版であらためてトライ、というのもあった。
で、逆にというか同じスラスラわかるシリーズでもC言語を扱った以下の本があって、
スラスラわかるC言語 (Beginner’s Best Guide to Programmin)
- 作者: 岡嶋裕史
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2012/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これは以前に電子版を購入して通して読んだのだけど、感想はこんな感じ。
翔泳社の「スラスラわかるC言語」サンプル読んで面白かったのでKindle本買ったが面白かった&2〜3日で一旦最後まで読めた。共用体、連結リスト、mallocなどは扱っていないけど構造体までは説明されているしいわゆる基礎編としてとてもわかりやすかった
— Hiroaki Kadomatsu (@note103) 2016年7月1日
やはりよく出来た入門書は新しい概念や用語を文中で使うときにその説明をセットで行う、ということを徹底しているなあとあらためて思った。当たり前のようだけどたまにこういう良書に触れて「珍しい」と感じるということは難しいことなのだろうと感じる
— Hiroaki Kadomatsu (@note103) 2016年7月1日
なんというか、絶賛。
いや本当に面白かったし、わかりやすかった。
こっちの方は電子版もちゃんと(というか)リフローだし、結構ことごとく読みやすく作られているように感じた。
まだ上記のC++の方は初めの方を読んだだけだけど、同じシリーズだからかキャラクターやイラストやフォーマットは同じようでいて、じつは各キャラクターのキャラクターというか性格というか、セリフの雰囲気などは著者ごとに違っているようで、たとえば岡嶋さんの本における各キャラクターは毒舌系というか、やけにハイコンテクストで時にハイコンテクストすぎないか、いや自虐的すぎないか、といったことが気にならなくもなかったけれど、それも含めて非常にオリジナリティにあふれた面白さがあった。
この岡嶋さんの本についてはすでにこのブログでも紹介したと思っていたけど、検索したら無かったのでついでのようだけど触れておいた。