昨日買った本(NginxやVim scriptやSoftware Design)となぜプログラミングを学ぶのか

以下にザックリ書いたけど、この1年ずっと携わっていたプロジェクトがようやく収束に向かいつつありまして、

おかげでというか、昨日数カ月ぶりに散髪にも行きましたが、その帰りに近所で唯一テック系の本がそこそこ揃っている書店で3つ買ってきたのでブログに残しておきます。

最初はこれ。

Vim script テクニックバイブル ~Vim使いの魔法の杖

Vim script テクニックバイブル ~Vim使いの魔法の杖

発売当初に同書店で買うつもりで立ち読みしたんだけど、スタープレイヤーが何人も参加しているにもかかわらず、どのテキストを誰が書いているのか、とかが明示されておらず、巻頭言(というか)もチーム名で記載されていたりして、ぼくは「何が書かれているか」より「誰が書いているか」を重視するタイプなのでそのときは棚に戻して見送った。

で、しかし知りたいことが書かれているだろうとは想像されており、これまでは「そんなに急いで読みたいわけでもないから」と冷静に後回しにしていたけど、上述のようにさしあたって急ぎの仕事も収まり、多少余裕ができたから、ということで「誰が書いているか」はわからないものの「何が書かれているか」への興味の方が勝ったようで、ようやく買った。

他に買ったのが、これとこれ。

マスタリングNginx

マスタリングNginx

このところISUCONがすごく盛り上がっていて、
http://isucon.net/
ISUCON4 まとめ : ISUCON公式Blog

以前から「サーバーってなんだろ・・知りたい・・」とかすごい思っていたこともあり、機運に乗る感じでそれっぽいのを買ってみた。

最初に買う本としてはなんかちょっと違う気もするけど、どうせ1〜2冊で全部わかるなんてことがあるはずもなく、5番めに買うか2番めに買うかの違い程度のことだろうから気にせずコレ、と思える&たまたまその店にあったのを買った。

ぼくがプログラミングに興味を持った理由には、自分が毎日使っている道具の裏側・仕組みがどうなっているのか知りたい、知らないまま使うのが不安で仕方ない、もしそれが壊れたり、それの挙動に対して不満がつのったときには自分でも何とかできるようになりたい、などの欲望が一つあって、また一方で、そうしたものを作る現場の人たち(ようはプログラマー、エンジニア、Perlモンジャーにルビースト、Vimmer等々)が毎日嬉々としてそれ(仕事なのか何なのかよくわからないそれ)をやっている姿を見て、ああうらやましい、ぼくもそこに入りたい、というかそんな感覚や雰囲気を味わいたい、というのがあって、それでやり始めた、というのがあるので、「お前、Nginxとか知ってそれからどうすんだよ(笑)」とは自分でも思うけどでも面白そうだからってだけだよ、と言うしかない。

最近思ったが人生に「あとで読む」はない。いや、あとで出来るときもあるが基本的には思いがけず幕切れを迎えたり中途半端に終わるのが人生で、たとえば「80まで生きていいよ」なんて誰も約束してくれないから常にそれが最後の瞬間だと思っていないと勿体ない。
ああ、ずっとやりたかったあれ、あのときに手を出しときゃ良かった、なんて死ぬ前に思っても遅い。人生は後々完成させるものではなくつねに完成させていなければならない。